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by hiel42wpki

決断八方ふさがりの末 舛添氏、谷垣降ろし空振り(産経新聞)

 自民党内で執行部批判を繰り返してきた舛添要一前厚生労働相が、「離党−新党結成」にかじを切った。最近の舛添氏の言動に批判的な声が党内で高まり、党活動が「八方ふさがり」に陥り、追い詰められた末での決断ともいえる。自民党にとっては舛添氏を最後に離党騒動が収まれば党結束につながるものの、各種世論調査で「次期首相候補ナンバーワン」を失う打撃は少なくない。

 「当然、私が党首になるから『舛添新党』だ」

 舛添氏は21日夕、記者団に新党への決意を示した。

 世論調査での「舛添人気」の背景には、学者時代からの知名度に加え、厚労相時代に新型インフルエンザ問題などで陣頭指揮をとったことからリーダーとしての期待の高さがある。当初、舛添氏はこの人気を追い風に支持率が低迷する谷垣禎一総裁に代わって、党総裁の座に就くことをねらっていたようだ。

 ■風あたり、一気に

 舛添氏は、昨年末ごろから「やるべきことは自民党の再生ではなく新生だ」と抜本的な党改革を訴え、今年になると執行部一新を求める発言も飛び出した。若手落選議員らを集めた「舛添政治カレッジ」を設立し、郵政民営化推進や経済成長戦略などを掲げた「経済戦略研究会」の会長にも就くなど、党内での支持基盤固めにも余念がなかった。

 もっとも、谷垣降ろしの動きは思ったよりも広がらず、与謝野馨元財務相らが10日に「たちあがれ日本」を結成すると、舛添氏への党内の風あたりは急速に強まっていた。橋下徹大阪府知事や東国原英夫宮崎県知事との連携の動きがわかると、「党の議論に参加せず、東国原氏や橋下氏と議論するのは政党人としてどうか」(石破茂政調会長)、「オオカミ中年」(後藤田正純衆院議員)と批判され、除名要求まで出た。

 関係者によると、舛添氏は、経済戦略研の発足時のメンバーである菅義偉元総務相らにも新党結成を呼びかけたが、菅氏らは同調しなかった。菅氏は21日夕のBS11の番組収録で「舛添氏は参院選が大事、私は政権交代のため衆院選に力点がある。私は自民党を内部から変えたい」と語った。

 ■「党の顔」失う自民

 党執行部にとって、舛添氏の離党は織り込み済みともいえるが、これまで地方選では「舛添人気」を利用してきたこともあり、「党の顔」が抜けることで、参院選の戦略が狂いそうだ。同時に舛添氏が去っても執行部批判が収まる様子はなく、悪循環を断ち切れる見通しも立っていない。

 新党に参加する予定の矢野哲朗参院議員らも、政治とカネの問題を抱える鳩山政権を追及しきれない参院執行部への不満が離党を決断する要因となった。矢野氏は今月に入って、参院執行部の刷新と舛添氏の参院議員会長就任を画策した。趣旨への賛同は集まったものの、参院選前の混乱は回避したいと実現に必要な人数をそろえるまでには至らず断念した。

 今回は参院選を前に離党を保留したものの、今後「舛添新党」の人気が上がれば、新党入りする議員が続出する可能性もある。

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by hiel42wpki | 2010-04-24 01:50